段々慣れてきた感じです。
3級に向けて頑張っています。合格できれば茶帯に昇格!
未だに修練の最中は教えてもらった形を思い出し、やりながら「そうそうこうだったな」とまた思い出し、うろ覚えの動きに間違いと気づき恥ずかしい気持ちを感じて、少し動揺しながら「大丈夫、大丈夫」と自分に言い聞かせ、自分にハラハラしながらやっています(笑)
しかし改めて「家庭、仕事」以外の第3の場所であり、自分の頭と身体にものすごい刺激をもらっている場所と考えています。
なんといっても自分のタイミングで参加していますので、負担にならない修練参加であり、自分勝手かもしれませんが「上手くできないこの事態を楽しむ」といった心持でやっています。
先生方には大変申し訳ないですが、「一度の人生、やりたいことをチャレンジしている最中なので」少しだけわがままに、そして自分勝手な部分も内包しながら過ごさせてもらっていると感じています。
若返りの秘訣!!
得意というわけではないですが、様になってきた法形は、
天地拳第一系、二系、三系、四系、内押し第一系、二系、龍王拳第一系であると感じています。
また、仁王拳の内受蹴、外押受突、内押受突。三合拳では十字受蹴、天王拳の突天一
この辺りは比較的スムーズにできますね。技の精度はどうかと言われるとまだまだですが、何とか形になっていると思います。
しかしここから先が難しい。
この演武には左右があるんです。いま出来ているのはすべて上下肢を左前にしてから始める「左前」と言われる姿勢。右利きの人はやり易い。
「右前」とはいわゆる左利きの人がやり易い始めの姿勢かなと思います。
さすがに一旦覚えた型を「左右逆でやってください」と言われてもすぐにはできませんでしたね。
しかしこの「頭の混乱」が若返りの秘訣!!
自分の身体操作とイメージ感覚を鍛えてます。
3級科目の柔法
もうひとつの壁は「抜き技」「固め技」
いわゆる柔法です。
ここで修得する柔法には、「龍王拳」、「龍華拳」、「金剛拳」という基本法形があります。
龍王拳
「抜き手法を中心とした柔法防技の基本」です。
手首を掴まれた時に相手から逃げるとか間合いを取るために離れるために、掴まれた手を簡単に引き離す(抜く)技を教えてもらっています。
これまでの級では、6級は小手抜(こてぬき)、5級は寄抜(よりぬき)・巻抜(まきぬき)、
4級は突抜(つきぬき)・切抜(きりぬき)と覚えました。
私が3級で今までと違って難しいなぁと感じた技が、両手寄抜です。
両手寄抜は、左右の手を掴まれた時にそれぞれの手を抜いて攻撃に転じる技なので、「抜き技→攻撃→足を踏みかえて→抜き技→攻撃→足を踏みかえて→攻撃→攻撃の受け」といった目まぐるしく手足を動かしながら行う柔法なんです!
足を踏みかえがあるところなんか特に覚えにくい!
しかし、相対(一人でやるのではなく相手と息を合わせて攻守を行うこと)で素早く「抜技→攻撃」の繰り返しが出来たら、ぜひ動画で撮ってほしいぐらいです。
また逆に相手の攻撃をしっかり受け流しながら相対が出来ればこれまた素晴らしい。

龍華拳
「手、腕を取られた時の逆技・投技」とされています。
いわゆる関節技ですね。
締め上げられて動けない上に痛いから、さらに動けなくなる。
相手が止めなかったら折れますね。脱臼しますね😢
一言に「すべての技が痛い」 痛すぎて心が折れそうになります。
逆に考えるとこれを覚えたら、相手を制圧できると思います。
ここで突然思ったんですが、相手を制圧するための技が、なぜ必要なんでしょうね。
この「問い」については、次回のブログで深堀したいと思います。
この龍華拳は、それぞれの拳士や指導者の先生方の「こだわりの基本法形」のようですね。
おそらく相手に痛みを感じさせる技なので、ほんのわずかな強さや角度、関節の位置によって様々な相手によって変わってくる技なんでしょうし、感覚の問題かと思いました。
ここでも3級で今までと違って難しいなぁと感じた技は、逆小手より裏返です。
逆小手で相手を倒した後に、相手をコマのように回転させて仰向けの状態から腹這いの状態に変換させる流があり、そのまま腹這いにさせたまま相手の腕を締め上げる技です。
私の感想では、相手の手首を関節技のように固めてそのまま引き回すと自然に相手が腹這いになる感じです。
素早く行うと、まさに相手を制圧していく一連の流れと感じています。「相手を締め上げて」→「倒して」→「抵抗できなくする」
護身のような、護身の域を超えている様な・・・。

金剛拳
「固技や捕技」のことですね。
この技は「抵抗できなくする」の極めつけです。関節を逆に固められたり、筋肉をもう伸びない所まで延ばされたり。
「金剛拳」だけで技が独立しているわけではなく、一連の流れの完成形といった感じ。
相手が襲ってきた、掴んできた、そんな時に「龍王拳」を使って劣勢を回避する。
そして「龍華拳」を使って相手を締め上げて→倒して、「金剛拳」で抵抗できない姿勢や位置に持っていく。そんな感じです。