筋肉痛

少林寺拳法

少林寺拳法の練習には、ミット打ちがあります。

上段順突きからの上段逆突き、そして上段逆突きの三連打。

そして回し蹴り。

これがきつい!!練習で初めて筋肉痛になりました!

10回1セットで、受けてくれる先生の前に並んで蹴り突きを行うんです。

まずは突きの練習

とにかくスパーンといい音をさせて突きをやらなければ・・・と必死にスピードと威力を出せるように力いっぱい殴りにいきます。

指導して頂いた修正点は➀構えの時から力をぬく、あたる瞬間に拳を握って固める、➁ミットに向けて突くときにミットの向こう側に向けて打ち抜く感覚、③腰の回転、その後身体が回転したら肩が前に回って腕で打ち抜く感覚と理解しました。

私の理解ですから正解ではないかもしれませんが、この点がしっくりいきましたね。

しかし常に上半身に意識が向いている。腰が回らない。

いっぺんに意識はできませんが夢中になってミットを殴っている。

たまに「そうそれ!」「今の良かったですよ!」なんて声をかけて頂きながら。

「さっきの突きはこう意識してこんな感じでできたなぁ」と必死に思い返しながら必死に突く練習。

次は蹴りの練習

これも面白いけれど、しんどい!

突きよりも動きが大きいぶん疲れるんです。これも筋肉痛の原因。

しかし出来るって面白い。こうかなぁこんな感じかなぁって考えながら必死に足を振り上げる。

蹴りにも種類がある

蹴りにも種類があって、蹴り方による名称は15種類、直線と言われるものが6種類、曲線と言われるものが4種類あるようです。

私はほとんど知らないものばかりです。奥が深いですね。

今回ミット打ちしたのは回し蹴りです。

回し蹴りってもちろんカッコよくはできませんが、私の中でのイメージはありました。

バットを振り回すような空手の回し蹴り。豪快に相手の脇腹を蹴り上げるような。

しかしそれを覆す動きでした。正直効くんかなって感じでした。

右足で蹴るのであれば・・・

➀軸足の左足先を外に向ける。➁右足を振り上げるために左足で片足立ちをするんですが、上げる右足は先ず膝を曲げて太ももをお腹に近づけるように足を上げる。③そして腰を回転させながら膝を勢いよく伸ばす。④狙いは相手の脇腹(横三枚と言う急所らしい)です。⑤足の甲を当てに行く方法と、足先を上にあげて親指の付け根を相手に向けて突く方法があるようです。今回は足の甲を当てに行く方法でミット打ちをしました。

所を狙いに行く感じですね。

それでも勢いよく蹴り上げるとスパーンと行きます!

教えて頂いたポイントは

➀必ず足先を外に向ける。➁空手やキックボクシングのように蹴り上げた足の方の腕は後ろに伸ばしてその勢いで身体を捻り、腰の回転を加速させたくなるんですが、相手の攻撃に備えて拳を握り中段で構ておくこと。

と指導して頂きました。

ありがたい

足腰、そして心と身体が動けるってありがたい。

思いっきり動けるってありがたい。

若いころの自分が聞いたら「なんじゃそれ」って。当り前じゃない?って思っていたことですね。

そして筋肉痛って邪魔ものだったように記憶しています。

でも今は自然と感謝の念が今も湧いてきます。

私の場合は50歳を過ぎて、少林寺拳法に出合えたから感じられる気持ち。

修練は続きます!!

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