早速、私もJARTA代表の中野さんが出版された書籍「最強の身体能力~プロが実践する脱力スキルの鍛え方~」を購入して読み始めました。
まだまだ読み進めている途中ですが、すでに腑に落ちた点があります。
そこを紹介したいと思います。
ストレッチと脱力の関係
ストレッチをやっていてこんな経験はありませんか?
(・・? ストレッチを毎日やっているのに柔軟性アップの実感があまりない。
(・・? パフォーマンスにつながっている感じがしない。
(・・? ストレッチで体を痛めたことがある。
私は上記の3つの中の1番目と3番目に心当たりがあります!!
「ストレッチを毎日やっているのに柔軟性アップの実感があまりない」の心当たりに関しては、
「続けてきた効果は」の記事で紹介しました(詳細はリンク先にてみてください)。
いまは半年で徐々に柔軟性が改善したものの伸びしろが小さくなった感じがしています。
そして開脚では左の内側ハムストリングスは痛くなって、無理はできなさそうだし。
コモドストレッチも、右股関節の前面で鼠径部が深屈曲で少々痛むので無理せず取り組んでいますし。
まさに「ストレッチで体を痛めたことがある」につながりそう。
しかも昨年には右大殿筋のストレッチをするために、椅子に座った姿勢で右足だけ胡坐をかくように左足の太ももの上に乗せて、お辞儀をしながら大殿筋のストレッチをしたところ、右ひざから「プチッ」と音がしたような気がしたんです。
痛くはなかったんですが、数日後から膝が腫れて曲らなくなったんです!
結局、病院の整形外科で3回ほど膝の関節液を注射で抜いてもらいました。
「おそらく膝の滑液包に傷が入ったんでしょうね」「滑液はすごくきれいだったので、しばらくすると治ってくると思います」との診断。
その後も今に至るまで違和感は少し残っていますね。少林寺拳法の練習で右膝に負荷がかかると、腫れぼったいような感じがします。
話が逸れましたが、
このストレッチの問題には、脱力スキルが関係しているようです!!
簡単に言うと・・・
「力みが柔軟性改善を邪魔している」「無意識に力んでいる」「伸張反射をあえて引き出している」
ということかなと。
「そりゃ力みながらストレッチをして強引に伸ばしても伸びんわな、ケガするだけですわな」ということに気づき感心したんです。
一定の効果はみられても持続した結果はむつかしいはずですね。
怪我したり、しそうになったりと、当然の結果ですね。
それを私は「歳を取った身体だから柔軟性がとりわけ低下しているための仕業か、もっとマイルドにやるべきだったのか」と、これまでの出来事を整理していました。
確かにそういった部分もあるんでしょうけれど、「歳だからしょうがない!?」それだけで片付けなくてもよいのでは?と考えています。
脱力トレーニングの効果
もちろん脱力トレーニングの効果は、ストレッチをするときに期待するだけではなく、「寝ているとき」や「立っているとき」、「動いているとき」に動き出しを速く出来る等、パフォーマンスアップを期待するもののようですので、お間違えの無いようにお願いします。
とはいえ52歳の体をより良いものにするために新たなエッセンスを見つけたように思います。
また、松尾一也著「50代から実る人、枯れる人」の本に中に、「天から預かったこのボディースーツを大事に使わせていただき、お返しするときには『よくぞ大事にお使いになられましたね』とほめてもらうような人生を送りたい」と書いてあったのも思い出しています。
負荷をかけて鍛えることも大変重要なことと承知していますが、自然の理屈に沿って労わりながら大事に使えたら素晴らしいことですよね。
たくさん良いエッセンスをに出会えても、どこまで出来るかはわかりません。
頑張りすぎないことも大切な要素だと気づいています。
自分のペースで、「やらなかったやりたいこと」にチャレンジしていることが今の喜びです。