やっと4級に合格しました。
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少林寺拳法を習い始めてから1年と3か月。
やはり進級は遅い方かと思います。しかし仕事をしながら週2回の練習。ほぼ毎回遅れての参加ですし、時にはお休みもしています。
自分のペースで学んでいますが、それをお許しくださっている先生方に本当感謝です。
なんかわかってきたこと
なんかわかってきたことがあります。
当然ですが戦うことは、相手があってその動きに合わせてこちら側も形を変える動作が求められますね。
喧嘩だったらこちら側の勢いで一方で気に殴りかかっていったり、詰め寄って威嚇していくものかと思います。
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おそらく喧嘩素人の私のイメージでは、相手の攻撃を避けることに2~3割、攻撃に集中して7割~8割で向かっていくもんだと考えていました。
喧嘩格闘シーンや漫画では、「先手必勝」や「殴られてもひるまずダメージを我慢して攻撃」そうすることで「我慢比べ」のような要素を克服して勝つものかと思っていました。
しかし少林寺拳法を習ってきてわかってきたことがあります!!
まず一つ目に「運歩法」
相手と戦う中で重要なことが「対峙したときの移動する足捌き」であると感じています。この移動法が運歩法です。
運歩法とは、➀出足➁引足➂横足④回転足の4つで、それぞれに4~8種類の移動方法が分けられています。
最初は移動方法をそんなに重要ではないと感じていました。
やはり蹴り、突き、固め技の手順が中心かと。
しかし「攻撃する前」「攻撃した後」にしっかりその立ち位置を「進めたり」「交わしたり」することで威力が増大したり攻撃を簡単に避けれたり、固め技がしっかり効いたりすることが解ってきました。
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まさに「理にかなっている」この一言です!
攻防の間合い
「間合」は相手の距離のことで、「基本間合」「近間(攻撃間合)」「遠間(防御間合)」の3つがあります。
良くあるのは、組手で攻撃している時に「なぜか突きが近い」とか「蹴りが出しにくい」、「相手となんか少し遠い」とか感じますね。
これは「間合」のミスマッチかと。
「この近さだったらさっき攻撃している時に絶対裏拳で殴られてるなぁ」とか冷静に感じるときがあります。
しかし間合が上手く取れていれば、近くても「相手の身体の横」や「裏側に回り込む」間合だったらきれいに突きが入ったり、避けれたりするんです。
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とかく戦うとなったら正面からぶつかって行きたくなりますが、「避けながら攻撃しやすい位置に身体を持ってく」とか、「間合いを切って相手の出方を見る」とかありますよ。
本当に複雑ですが知っていると知らないのでは大きな違いです!
そして「知ってても動けるかどうかはまた別物」です。
体に覚えこませて上達したいです!!