人生100年時代には、長期化する人生をカバーする計画的な資産形成(資産寿命の延伸)と共に、将来への備えとして心身の健康を自立的・持続的に維持・管理していくことが重要であると言われています。
40~50歳代にかけての中高年期は加齢にともなう心身の変化を実感したり、仕事や家庭生活でストレスを抱えるなどして、精神的な危機に直面しやすい時期として、このブログでも「ミッドライフクライシス」を紹介してきました。
公的年金の受給開始年齢引き上げ等を背景に近年では60歳以降も働くシニア世代が増えていますが、私も定年延長して65歳~70歳までは健康である限り仕事は続けていきたいと思っています。
子供が大学を卒業するなど、独り立ちするまでは親の責任として面倒を見ていかなければならないと考えていますしね。
いまや中高年世代を含む多くの人々にとって、高齢期以降も出来るだけ長く収入を伴う仕事を続けることが、お金に困らない資産寿命を延ばす上で重要な対策になるとも言われています。
いわゆる「健康が一番の財産」という事ですね。
![](https://i0.wp.com/sansuke-happy.com/wp-content/uploads/2025/01/image-1.jpg?resize=600%2C452&ssl=1)
「健康づくり」を考えるようになった
長期化する高齢期に向けて、自立的・持続的に健康づくりを行っていくことや自分に合う「健康づくり」の方法を見つけること等の対策を考えていく必要があると考えています。
健康づくり×JARTAトレーニング
「健康づくり」を分解すると、
まずは「身体の健康」を思い浮かべます。
そして「心の健康」。
ここでは身体の健康(食生活と運動)を考えてみたいと思います。
身体の健康
食生活については気になっていますが、何かのサプリメントを常用しているとか努めて健康食品を摂っているとかはありません。
ただ「生活習慣病にならないようにどうしたらいいか」という観点から、予防のためにも、栄養バランスの良い食事で腹八分目を心がけます。
と言ってもお腹がすいたらドカ食いしますし、お昼ご飯にインスタントラーメンを食べることもあります。
常に「たまにドカ食い、たまにインスタントラーメン、出来るだけ頻度は少なく」を心がけ、野菜を優先的にとり入れ、塩分や脂質を抑えたりしています。
とはいえ私がどうこうではなく、理想的な食事摂取は様々に紹介されていますが、厚生労働省が出されている食事バランスガイドがありますので紹介しますね。
![](https://i0.wp.com/sansuke-happy.com/wp-content/uploads/2025/01/image-2.png?resize=600%2C325&ssl=1)
そして、「運動」
私の健康づくりのコンセプトは「柔軟性」と「身体操作」です。
これはやはりJARTAの概念からヒントを得た結果のコンセプト。
しかしJARTAトレーニングでは「身体操作を扱うトレーニング」の意味合いが大きいと理解していますので、スポーツ競技や格闘技、身体を使った芸術表現の際のパフォーマンスに注目することが大前提かと思います。
「常にパフォーマンスアップを考慮した設定」「競技の運動構造をもとにしたトレーニング構成」という事ですね。
このことから私の理解が間違っていなければ「身体を鍛えたい。健康に暮らせる体づくりのためにトレーニングをします!」ではないと感じています。
しかし、この「身体操作を扱うトレーニング」を使って「健康づくり」を目指してみようと考えています。
「運動を行う上での身体の良いコンディションであったり動かし方」があってこその筋力増強であったり、健康増進、競技技術の習得かなって思ったんです。
そこに中年のオジサンになって初めて実感・体感している「健康」の大切さのエッセンスを自分なりに加えていこうと思っています。
「自重トレーニングで筋肉をつける」とか「ランニングをする」とか運動を行って健康な身体を目指すという事は手段の一つですが、まずその動作・運動を行うための「身体づくり」が前段に必要と考えています。
なぜなら「身体が硬くなってきていて、運動をおこなおうにも疲れてしまう現象」に気付いたからです。
「ランニングで長く走れない」「腕立て伏せで沈み込んだ時に胸がが突っ張る、腕を伸ばし切った時に肩甲骨の動きが悪い」「腹筋の筋トレを行った時に、以前はもっと身体が丸まったのに」「得意だった逆立ちで背中が苦しい」といった具合に、そもそもの動きが悪くなりました。
なので動くのが億劫になります。
これは老化かと。
![](https://i0.wp.com/sansuke-happy.com/wp-content/uploads/2025/01/image.png?resize=386%2C550&ssl=1)
引用:JARTAトレーニングとは|JARTAとは – JARTA
私の考えている「健康のヒント」がこのような考え方と階層に集約されていましたので紹介したいと思います。
階層1のコンディショニングで階層2に取り組む。
動ける身体を取り戻すということ。
実際、取り組んでみるとこんな私の身体でも「歩きやすい」「動きやすい」「気のせいか腰痛が紛れている」。こんな感じです。
そして階層3でフィジカル・スキルを上げていく。先が長いのであれば、まだまだ現役でいたいです。
共感して頂けるシニアの方は興味を持ってみて頂ければと思います。
そして少しづつでも頑張りませんか?