ほかの道院の先生

少林寺拳法

しばらく家庭の事情で投稿が滞っていました。

昨年末から入試、卒業、入学シーズンなどでバタバタしていましたが4月になってやっと落ち着いた感じです。

少林寺拳法の修練も飛び飛びながらなんとか続けて来れています。

その中で、様々な先生方にご指導を頂きひらめきの連続があります。

少林寺拳法は流派がなく、どこへ行っても同じ教え、同じ技、同じ教育システムであることを言われています。なのでどの先生に倣っても基本は同じでした。

しかし感じ方教え方は様々で、ちょっとしたコツや私の気付きにハマった伝え方をしてくれる先生

この技は教えるのが上手いとか、得意そうだとかが解ってきました。

しっくりきた教え

突き・蹴りの時は「腰の回転が使えないと腕や足だけで攻撃している」と言われていまね。

「腰の回転」からの身体の回転。そして肩・腕や足が続いて突く。

そこに強力なパワーが生まれる。

この「腰の回転」って非常に重要であることは知っていますが、何を意識して動作を行ったらいいのか

腰の左回転なら左足に重心を持って行って左腰を引く?右腰を前に出す?

腰の回転

新たな先生の教は以下の通り!

~右手でストレートのパンチ(上段逆突き)を繰り出す時~

左足を前に

両膝を軽く曲げる

両脇を締める

突く動作の時に左の股関節の付け根内側(鼠径部)を閉じる(締める)

もちろん素早く!

鼠径部に何かを挟む意識で

重心を左とか右とか考えてると遅くなる

腰を引くとか前に押し出すとか意識しても遅くなる

これを知って目からウロコでした!!

なるほど腰の回転が恐ろしく早い

勝手に振り身(体が左右に移動すること)になっている!!

エネルギーの伝達

若い人や力があって屈強な人は腰の回転なんか意識しなくても、相手を殴れば相当なダメージを与えられるでしょうね。

そんな場合でもパンチを繰り出す時に突いた瞬間に突っ込みすぎると

無意識にブレーキがかかってしまうって教えてもらいました。

突きのパワーが100%としたら、ブレーキに20%を消耗して残りの80%で相手にダメージを与えているという事のようです。

年を取って筋力体力が衰えてきたら、この方法でパンチを繰り出しても勝てません😢

ではどうしたらよいか?

先ほどのコツで「腰の回転」を上手く使って突きを繰り出した時に

足の指先を踏んばらない

なんなら指先を浮かす!!

母指球と足底の内側に体重が乗り、前に突っ込み過ぎず

このことによってブレーキはかからず、腰の縦回転が肩腕の前方横回転へ伝導され強力なパワーを相手に伝えることが出来るようです。

この時に間違っていけないのが、「突っ込むこと」を「打ち抜くこと」は違うということ。

「突っ込まずに打ち抜くこと!」

私の解釈では、「打ち抜く」という事はヒットポイントの向こう側にまで突くことですが、

これは肩甲骨の前方突出(プロトラクション)の動きで動作が出来ると考えています。

面白くなってきた

私が通っている道院の先生は、たくさんの先生方を知っておられるので、出稽古だったり来て頂いたりと様々な指導をして頂く場面があります。

少林寺拳法も日進月歩で進化しているようです。

年配の先生に教えて頂く中で、「昔はこんな感じだったけどね」って話して下さることもありますが、技は昔も今も一緒ですし呼び名も概ね変わっていないようで、どの先生にも同じ指導をして頂けます!!

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